毎年10月15日は「化石の日」!
2017年に国際古生物学協会が「国際化石の日」を10月第2週の土日として制定したことを受けて,日本古生物学会は,毎年10月15日を「化石の日」としました.
10月15日は,日本古生物学会のシンボルマークにもなっている異常巻きアンモナイトのニッポニテス・ミラビリス(Nipponites mirabilis)が矢部長克東北大学名誉教授によって新種記載された日です. ニッポニテス・ミラビリスが記載されたのは明治37年(西暦1904年)のことです.
「化石の日」の制定が「化石」や「古生物学」の認知度を高め,生命や地球の歴史への人々の興味関心を高めるきっかけになり,すべての人が「化石」を楽しむ日になればと考えております.
「化石の日」告知ポスター
「化石の日」ポスターを作成しました.ご希望の方は こちらからPDFをダウンロードしてください. ご所属機関などに掲示してくださいますと幸いです.
「化石の日」関連イベント
全国各地で以下の「化石の日」関連イベントが開催されます.
詳細は主催団体にお問い合わせください.
イベント情報の提供のお願い
以下のフォームから必要事項をお送りください.添付資料送信用フォームのご利用にはグーグルアカウントが必要です.
地域別一覧
オンライン
北海道
- 開催日:2025年08月08日-12月17日
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北海道博物館
クローズアップ展示0 「キレイ!不思議!さまざまなカエデの化石」
開催場所:北海道博物館
日本の秋といえばモミジ狩りです.今年は一風変わった化石のカエデでモミジ狩りをしてみませんか?
カエデ(モミジ)といっても必ずしも手のひら形ではないもの,現代ではあまり見られない形のものもあることが化石からわかります.
巨大な翼をもった果実の化石もあります.カエデの化石と共に過去の北海道の紅葉を想像してみましょう!
詳細リンク:https://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/exhibition/close-up/#post-20721 - 開催日:2025年10月12日-10月13日
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三笠市立博物館
特別展スペシャル企画
開催場所:三笠市立博物館
10月12日(日)・13日(月)に、特別展スペシャル企画として、三笠市立博物館・特別展会場にて現在開催中の特別展「北海道アンモナイト研究史」の展示解説イベントと、特別展の目玉展示、愛好家の自宅コレクションルームを移設展示した「解良コレクションルーム」への入室イベントを行います。
詳細リンク:https://www.city.mikasa.hokkaido.jp/museum/
この機会にぜひ間近で圧倒的なアンモナイト密度を味わってください。 - 開催日:2025年10月13日
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むかわ町穂別博物館
恐竜デー2025
開催場所:むかわ町穂別博物館
福井は「恐竜王国」として知られていますが、恐竜研究の実際に触れる機会は限られています。本シンポジウムでは、発掘現場から博物館展示や教育、さらには大学での研究まで、恐竜研究の裏側をさまざまな立場の研究者が解説します。知られざる舞台裏のエピソードや、恐竜研究の最前線を通して、自然史の魅力を一緒に探ってみませんか?
詳細リンク:http://www.town.mukawa.lg.jp/2402.htm
東北
関東
- 開催日:2025年10月15日-01月12日
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産業技術総合研究所地質標本館
地質標本館企画展「ナウマンと地質調査所、そして地質図」
開催場所:地質標本館1階ホール
地質調査所(現産業技術総合研究所地質調査総合センター)の設立に携わったナウマン。そして地質調査所の技師長として自ら調査し、描いた地質図。ナウマン来日150年を記念して、ナウマンと地質調査所、そして地質図を振り返ります。古脊椎動物の専門としても知られるナウマンに因んだ化石についても紹介します。
詳細ファイル:202510_naumann.pdf
詳細リンク:https://www.gsj.jp/Muse/event/archives/202510_event.html - 開催日:2025年10月19日
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深田地質研究所
深田研一般公開2025
開催場所:深田地質研究所
体験学習や講演等が予定されています。古生物関連のものは、体験学習「作って楽しむアンモナイトアクセサリー」、「木の葉化石を探そう」、講演「アンモナイト最新研究2025」などがあります。
詳細リンク:https://fukadaken.or.jp/?page_id=9241
中部
- 開催日:2025年10月11日
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放送大学福井学習センター
公開シンポジウム 恐竜発掘の舞台裏 ー研究者たちの挑戦と発見ー
開催場所:放送大学福井学習センター
福井は「恐竜王国」として知られていますが、恐竜研究の実際に触れる機会は限られています。本シンポジウムでは、発掘現場から博物館展示や教育、さらには大学での研究まで、恐竜研究の裏側をさまざまな立場の研究者が解説します。知られざる舞台裏のエピソードや、恐竜研究の最前線を通して、自然史の魅力を一緒に探ってみませんか?
詳細リンク:https://www.sc.ouj.ac.jp/center/fukui/about/2025/08/21162714.html - 開催日:2025年10月16日
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福井県立大学恐竜学部
新知創造学際ハブ講演会「福井県の大地が語る:自然とデジタルのクロスロード」
開催場所:福井県立恐竜博物館
恐竜や文化財、自然史の研究に携わる専門家たちが集い、最先端の研究成果を分かりやすく紹介します。恐竜学と材料科学、文化財研究が交差する、ここでしか聞けない内容です。どなたでも参加できます。当日参加も可能ですが、事前申し込みをした方には会場受付で記念品を進呈します。
詳細リンク:https://ikh.imr.tohoku.ac.jp/information/2060/
近畿
- 開催日:2025年10月18日-11月16日
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大阪市立自然史博物館
テーマ展示「化石を楽しむ2025」
開催場所:大阪市立自然史博物館 本館1階 ナウマンホール
大阪市立自然史博物館では、今年も「化石の日」にちなんで化石の展示を行います。令和7年度は「化石を楽しむ2025」と題して、普段は収蔵庫に保管している化石標本から、古生代の植物化石、中生代の脊椎動物化石と新生代の無脊椎動物化石を展示します。また、当館で実施している「アロサウルスの新復元骨格導入に対する寄附金」についても紹介し、ご協力をお願いしていきます。 関連行事として、10月19日(日)に古生物学セミナー2025を実施します。今年は、当館の脊椎動物化石担当である久保田克博学芸員が、モンゴルとウズベキスタンでの恐竜化石の発掘調査について講演します。
■開催概要
詳細リンク:https://omnh.jp/archives/13229
名称:テーマ展示「化石を楽しむ2025」
会期:令和7年10月18日(土)~11月16日(日)
開館時間:10月31日(金)まで:9時30分~17時(入館は16時30分まで)、11月1日(土)から:9時30分~16時30分(入館は16時まで)
休館日:月曜日(ただし、月曜日が休日の場合はその翌平日)
場所:大阪市立自然史博物館 本館1階 ナウマンホール
観覧料:常設展入館料(大人300円、高大生200円)
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。 - 開催日:2025年10月19日
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大阪市立自然史博物館
古生物学セミナー2025「恐竜化石発掘記2025 -モンゴル・ウズベキスタン編-」
開催場所:大阪市立自然史博物館 本館1階 講堂
恐竜化石がたくさん見つかることで知られるモンゴルのゴビ砂漠でどうやって化石を探すのでしょうか?発掘中はどんな生活しているの?本セミナーではモンゴルのゴビ砂漠に加えて、ウズベキスタンのキジルクム砂漠での恐竜化石発掘の様子も紹介します。
日時:令和7年10月19日(日)13時30分~15時(開場13時)
詳細リンク:https://www.youtube.com/watch?v=dd_7ME25LeE
講師:久保田克博 主任学芸員(地史研究室)
場所:大阪市立自然史博物館 本館1階 講堂
行事形式:講演会およびYouTubeを使った同時配信 ★配信ページは こちら
定員:先着170名(講堂での聴講)
参加費:無料(博物館での聴講の場合は入館料が必要)
その他:11月16日(日)まで見逃し配信します。同時配信を見られない方はこちらをご覧ください。
申込み:不要です
問合せ:地史研究室 前川
中国
四国
九州
- 開催日:2025年10月14日-10月15日
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九州大学 地球惑星博物学研究室
第4回 化石の日記念 プチ展示 in 九州大学
開催場所:九州大学伊都キャンパス 伊都標本資料研究・教育ブランチ
九州大学理学部・博物学研究室の学生が企画・立案を行った"プチ"企画展を行います. 所属学生が研究対象としている化石標本を展示するとともに,研究内容についても学生自身が解説を行います.
詳細ファイル:KU_2025.pdf
詳細リンク:https://www.museum.kyushu-u.ac.jp/event/index.html#2025kasekinohi