日本古生物学会の一般社団法人への移行について定款案に意見募集のお願い

20246925日の評議員会,926日の総会において日本古生物学会の一般社団法人への移行が決定されました.これから2026年度の法人への移行に向けて具体的な作業に入ることになります.日本古生物学会が法人格を持つことにより,法律に則った組織として安定した学会運営が可能となることで社会的信用が向上し,会員の皆様にもこれまで以上に安心して学会で活動してもらえることが期待できます.

法人として一番重要な規則は「定款」です.定款とは現在の学会の会則にあたりますが,「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」に則った規則になりますので,国家の憲法に相当する重要なものと言えます.法人化実行委員会では,この定款案を公認会計士や司法書士の協力のもと,作成しました.総会で説明した通り,現在の任意団体日本古生物学会の各会員,評議員,委員会,化石友の会および財産はそのまま新法人に引き継がれること,日常の学会活動への影響は最小限に抑えたスムーズな移行を目指すことを法人化の方針としており,この方針に従って定款案を作成しています.法人は法律に従う必要があるため,体制や規則に若干の変更はありますが,移行に際して,会員の皆様のお手を煩わすことにはならないと考えています.評議員会や化石友の会の運営規則や出版規程,委員会内規などの規則類がありますが,これらも法人に合わせた修正を鋭意進めているところです.

本定款案は,202516日に開催された評議員会で,20256月に開催される総会で審議されることが決定しました.つきましては,総会での審議に先立ち,学会会員および友の会の会員の皆様からのご意見を募集いたします.詳しくは以下をご確認下さい.

日本古生物学会会長・化石友の会代表 北村晃寿

ご意見回答フォーム:

https://forms.office.com/r/k7w7nSYU5N?origin=lprLink     

ご意見募集期間:2025年1月21日から331日まで

ご意見は無記名でご回答いただけます.PCだけでなく,スマホやタブレットを用いた回答も可能です.いただいたご意見,ご質問については,以下の法人化実行委員会や常務委員会,評議員会で検討いたします.必要であれば検討結果をあらためて会員の皆様にお知らせいたします.

法人化実行委員会:

北村晃寿(委員長),生形貴男(副委員長),中島 礼(委員長),守屋和佳,藤田和彦,上栗伸一,河潟俊吾,西岡佑一郎,野牧秀隆,高柳栄子,土屋正史,吉田勝彦

資料(以下のPDFファイルをダウンロードしてください)

資料1 一般社団法人日本古生物学会定款案

資料2 定款案と会則の比較

資料3 法人化することでの変更点

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