vol. 76

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Cover sheets

千葉県の中部更新統市宿層より産出したヒゲクジラ類化石の産状

木村 敏之・伊左治鎭司・岡崎浩子, pp. 1-2

Thematic paper

干潟の自然,その過去と現在

佐藤慎一・小松俊文・廣瀬浩司, pp. 46-47

潮汐環境の堆積物 :日本の干潟の理解に向けて

坂倉範彦, pp. 48-62

天草諸島大島に分布する上部白亜系姫浦層群の堆積環境と二枚貝化石群

熊谷太朗・小松俊文, pp. 63-75

日本の中生代汽水生二枚貝化石群に関する研究の現状:天草地域の白亜系から産出する二枚貝の生息域とジュラ紀白亜紀マガキ類の古生態について

小松俊文, pp. 76-89

干拓堤防締切り後の諫早湾および有明海中央部における二枚貝類の変化

佐藤慎一・金澤 拓, pp. 90-99

貝類相の"破片","放浪",そして"混乱" :有明海に代表される内湾棲貝類相の惨状

福田 宏, pp. 100-106

不知火海の貝類相と生物地理学的特性

山下博由, pp. 107-121

多毛類の多様性と干潟環境 :カワゴカイ同胞種群の研究

佐藤正典, pp. 122-133

Review

脊索動物か,脊索を持った動物たちか :古生物学と分子生物学の統合

安井金也・舒 徳干, pp. 7-22

Original Article

過去の微小藻類が作る石灰質微化石の結晶方位の解析:石灰質ナンノ化石Florisphaera profundaDiscoaster属の結晶構造とその意味

亀尾浩司・古川 登, pp. 23-31

大規模カキ化石密集層のタフォノミー :茨城県霞ヶ浦周辺の第四系更新統下総層群を例に

横山芳春・安藤寿男・橋本聡子, pp. 32-45

"Rondan"

大学博物館について

鎮西清高>, pp. 134-137

Fossils

生物としての浮遊性有孔虫

山崎 誠, pp. 138-142

珪藻の生と死を見つめる

嶋田智恵子・谷村好洋, pp. 143-147

Groups of fossils

滋賀県足跡化石研究会

岡村喜明, pp. 148-150

Proceedings

記事

日本古生物学会, pp. 151-164